■審判(その他)編

 質問No.015


 一少年野球フアンです。

 @ホームベース上でのランナーの体当たりについて

 プロ野球はともかくとして、小・中学生レベルでの明らかなアウトのタイミングでの、
 ランナーからの捕手への体当たり的な突入に対して、特別な規定は無いのですか?
 これによって跳ね飛ばされ落球した場合はやはりセーフなのでしょうか?
 小4年生の捕手対小6年生のランナー、中1年生の捕手対中3年生のランナーなど
 あまりにも危険と思いますが?


 A3塁擬投後の1塁牽制について
 
 投手板に軸足を乗せたまま3塁側に踏み出し牽制擬投し、軸足を投手板に乗せたまま
 一塁側に振り向き、一塁側に踏み出し、牽制しなかった。
 軸足は投手板に乗ったままである。
 この場合はボークですか?


 Bフライの捕球とスタンド、観客について
 
 次のような場合は、アウトですか?セーフですか?(塀の低い球場とお考え下さい。)

  ア 内野の塀際のファウルフライを野手が捕球した後スタンド内に倒れこんだ場合
  イ 上記アのような場合に観客が自らの所持するグローブで捕球してしまった場合
  ウ ホームラン性のフライを外野手が捕球したままスタンドに倒れこんでしまった場合
  エ 上記ウのような場合に外野スタンド内の観客が自らの所持するグローブで
     捕球してしまった場合


 C打撃妨害か?

 走者が盗塁を企ててスタート、捕手はそれを見て投手の投球後
 キャッチャーボックスの前方に飛び出して捕球しょうとした、
 その時打者が一呼吸おいたタイミングで打撃しバットが捕手の身体に当たった。
 この場合はどうなるんでしょうか?


 D適切なグランドルールの決め方?

 よく学校のグランドや広場の野球場で、特別ルールが決められますが、
 次のようなルールの試合を見ました。
 常識的に腑に落ちないルールと思いますが、こんな場合はどんなルールにすることが
 適切でしょうか教えて下さい。(他の町での大会で)

 ア 両側のラインを規制し越えたらワンベースを与えるということで、内野ゴロの送球が
    ファーストベ−スをそれて(タイミングも明らかにセーフ)規制ラインを越えて
    転々としました。
    当然セカンドベースまで打者走者は進塁と思ったら、
    エンタイトルツーベースのルールではないということで、フアーストベース止まりでした。
    これでは、悪送球でラインを越えてしまったペナルテイ分が攻撃側に与えられていない、
    最低でも打者走者はセカンド ベースまで与えられるルールを
    適用すべきと思いますが、最善のルールはないでしょうか?


 @の答えですが・・何を持っての質問かがちょっと斟酌しかねます。
 (町内でこんな行為があったということでしょうか)
 少年野球のシーンでそのようなシーンを18年審判をしてきた私はみたことがありません。
 そんなに荒っぽい行為があったとしたら、その選手を普段から見ている指導者の
 資質の問題であると同時に審判員としてではなく個人として警告しますね。
 行き過ぎた体当たり・・それは「暴力行為」です。
 ただし、捕手がベースを完全に覆い隠したブロックをしていた場合は、
 成り行きということになるかもしれません。
 ブロックをする行為自体は問題ないものの、そのすべてを覆い隠すことは走塁妨害ですので。
 走者は正規な走路を走り、過剰で無謀な行為をしない限り罰される規定はありませんが
 再度書きますが「暴力」と思わしき行為は規則書うんぬんという話ではないと思いますので
 ルールの質問や回答ではないかなと思います。


 Aの回答ですが。
 ・3塁に腕を振って偽投を行う。この時点でまずはプレートから自動で足は外れたと
 解釈します。(擬投の完了)
 ・なおかつ振り向いて1塁に投げる際(すでにこの時点で野手)にその足がプレートに乗っても
 場所の如何は問わないと規則書に書いてありますからボークにはなりません。
 場所の如何は問わないとは、プレートの前方や後方・側方はもちろんのこと、
 故意ではなく偶然にプレートに乗ってしまった場合も含むと考えています。
 なお、軸足を投手に乗せたままという表現が、故意にプレートに足を乗せてという
 意味だとすれば、ボークであると解釈できます。
 なお、ボークとは打者や走者をだます行為を禁じる規則であり、おっしゃるような
 偶然の行為やその他でペナルティを与えようとか罰則を与えようと積極的にしている
 規則ではないことをご理解ください。


 Bの回答ですが。
 アはおおよそ野球をされている方ならご存知だと思っていますが、ファウルボールですね。
 ウも同様です。ホームランです。
 イとエは観客による妨害行為ですが、イの場合はファウルとして扱うことで
 問題ないと思いますがエは状況に応じた判定になると思います。
  観客が例え取らなくても入っていたと判断されればホームラン。
  観客が取らなければ野手が捕球できたであろうと判断されればアウト。
  観客が取らなくても野手も取れなかっただろうと判断した場合は状況に応じた進塁。
  いずれにしても妨害があった時点でボールデッドです。


 Cの回答ですが・・
 打撃妨害です。打者が打とうと見送ろうと、実際に打とうとした時に捕手が邪魔になったと
 判断されれば打撃妨害が成立します。
 捕手の身体やグローブにバットが触れることが打撃妨害の条件ではありませんから。
 捕手がホームプレート前方に出て投球を捕球することは許されません。


 Dの回答は私見としてお答えします。
 なぜならグラウンドルールが適切かどうかは主催者が判断することで
 たとえ規則書どおりに適用するとすればこうだとわかっていても
 そこの大会を主催する方が、そのグラウンドに適していると判断して定め、
 それを了解して大会に臨んでいるわけですから。
 (たとえば暴投を恐れずにプレーをしようという意図があるなどとも
 考えられなくはないと思いますし)
 そういう取り決めだったのであれば、それで仕方ないと思います。
 ですから、なんでもかんでもペナルティうんぬんということではないと思います。
 ちなみにでありますが、規則書の解釈を基に考えますと次のようになるかと思います。
 内野手からの送球のように「野手」からの送球がボールデッドとなるような場合は
 「テイク2ベース」と記載があります。
 つまり、ここでいうところのボールデッドとはスタンドに入ってしまったり
 故意ではない状況で選手に触れたりといったことが考えられると思いますが(トラブルボール)
 この状況では打者走者は「投球時」の部分から数えて「テイク2ベース」ですので
 2塁への安全進塁権が得られると思います。
 グラウンドルールを作る際にこれらのことを念頭におかれていれば
 「テイク1ベース」とはならなかったとは思いますが
 それも先に書いたとおり、主催者の取り決めであり、この解釈と違う解釈であっても
 「間違い」とはいえないと思います。


 質問No.014

 みんなのQ&Aコーナヘ質問が久しぶりにありました。
 「一少年野球ファン」さん、ありがとうございました。

 【質問@】

 ピッチャーの牽制について教えて下さい。 

 基本的に、セットポジションの時にプレート板に着いていた足をプレート板の前に外すことは
 ボークになると思うのですが、2塁牽制のときなど前に外して振り向いて
 牽制してると思われる場面が良く見られます。
 擬投が許されているとしてもこれはボークではないのでしょうか?
 (2塁、3塁に分けて教えて下さい。特に3塁に擬投して
 一塁に振り向いて牽制する場合についても)
 また、この場合、1塁牽制のときは一挙動であれば振り向くのと前に外れるのとが
 同時であればボークではないのでしょうか?。 


 【質問2】 

 キャッチャーの打撃妨害について
 
 最近の試合を見ていると、特にスクイズプレーの時などのバッターボックスを踏み出す
 反則打撃については、昔より厳しく判定され、打者アウトにされるケースがよく見られます。 
 また、小・中学生の試合などでは通常の打撃の時でもアウトに判定される場面 をみられます。
 それはルール違反ですからそれとして、どうもキャッチャーボックスから踏み出しての
 捕球に対しては、それだけの神経を使った判定をされてないように見受けられます。
 特にキャッチャーボックスの左右ラインよりもバッターボックスとの境界ラインを
 踏み出さないか、注意される必要を感じますが如何でしょうか? 


 【質問B】

 スクイズプレーと反則打球について・3塁ランナーは? 

 スクイズプレーで、バッターボックスを踏み出してバントしたと認められた場合、
 打者アウトではなく3塁ランナーがアウトになると記憶してましたが、
 現在のルールではどちらがアウトになるのでしょうか?
 (2アウト であった場合は異なるのかも含めて教えて下さい。)


 【回答@】
 
 まずは、ご質問のあった投手のボークについての見解ですが、
 おっしゃるとおり、投手板の前方に足をはずす、という行為自体はボークであるのは
 お見込みのとおりです。

 ◎8.01(b)セットポジション(注5)〜略〜プレイの目的のためなら
 自由に投手板をはずすことができる。
 この場合、軸足は必ず投手板の後方にはずさなければならず、
 側方または前方にはずすことは許されない


 続いて、2塁や3塁への牽制時の軸足との関係です。
 まずは説明しやすい3塁への牽制ですが、これは規則書に明記してあります。
 もちろん、3塁への偽投後に、直接1塁方向へ足をまっすぐ踏み出すことができれば
 ボークとはなりませんが、実際は、次の項目の解釈をしています。

 ◎8.05(c)(原注の(注))投手が3塁へ踏み出して腕を振って
 送球する動作(偽投)をした勢いで軸足が投手板からはずれた
 (場所の如何を問わない)場合には、そのまま振り向いて
 1塁へ送球することは許される。

 さて、2塁の牽制なのですが、おおよその投手がやっている、
 いわゆる旋回しながら2塁に振り向いて牽制をする姿勢が知られてます。
 あの牽制はボークではありません(投手板についたままの偽投も許されています)。
 しかし、問い合わせのとおり、前方にはずして振り向いてなげれば、
 それは前項目で説明したとおり、投手板の前方にははずせないわけですから、
 ボークとなります。
 規則書を基にした回答としてはこれ以外にはないと思われます。



 【回答A】

 まず最初にお伝えしたいことは、打者の反則打球について、
 ご質問の中で昔より厳しく〜、と一少年野球ファンさんの見解が示されていますが、
 そんなことはないと思います。
 私も実際に球審をするときには、自分の判定できる範囲で、特にスクイズプレーなど、
 はずされる可能性がある場面では、事前に消えてしまったバッターボックスのラインを
 足で確認しながら引きなおしてあげるなど、注意を払うようにして、
 実際に踏み出してバットに当てれば、反則打球として打者にアウトを宣告します。
 もちろん、今も昔も変わりませんし、最近になってこのことを特に指示したりもしていません。
 指導者のみなさんには、こどもたちには「ルール」であることをまずは指導していただき、
 特に「今日は厳しかったなぁ」などと、審判の判定の加減でアウトになった、
 見逃されたというような指導はしないように心がけていただきたいと思います。
 
 次に、キャッチャーボックスをはずれて投球を受けることについて
 注意が払われていないとのご指摘ですが、一少年野球ファンさんが、
 次の項目のことをご存知かどうかを今一度ご確認ください。

 ◎8.05(l) 故意四球が企図されたときに、投手がキャッチャーボックスの外にいる
 捕手に投球した場合。
 (注)キャッチャーボックスの外にいる捕手とは、捕手がキャッチャーボックス内に
 両足を入れていないことをいう。
 したがって、故意四球が企てられたときに限って、ボールが投手の手を離れないうちに
 捕手が片足でもボックスの外に出しておれば
、本項が適用される。

 キャッチャーの打撃妨害についてというご質問の中にこの質問はありましたが、
 この内容は「投手のボーク」についての回答をするということになり、
 つまり、どの投球に際しても必ずキャッチャーボックスの中にいる捕手に投球しないと
 ボークになるかと質問されると、そうではないという回答になります。
 しかしながら、故意四球のような特殊な状況下においては、審判員としても
 投手が正に投球する時点までボックス内にいるかどうかを見極めていると私は思います。
 もし具体的な事例があってお話いただいているのであれば、
 再度、ご質問いただければ幸いです。



 【回答B】

 一少年野球ファンさんの記憶は、改定される前であれば正しかったのですが、
 現在は、打者の反則打球を採用してバッターをアウトにします。
 ちなみにアウトカウントで取り扱いが変わることはありません。
 (たとえ2アウトで打者が反則打球で3アウト目をコールされれば、
 得点の如何は関わりないわけですし、それ以外であれば、
 反則打球時の占有塁に走者は戻されるわけですから)


 以上です。
 

 質問No.013

 はじめまして 兵庫県で少年野球の指導者をしております。
 先日、当チームの公式戦(県大会予選)であった事について質問させていただきます。
 
 最終回 6回裏(時間切れ)1アウト1塁 3-2で当方が負けていました。
 カウント1ボール2ストライクから、インコースのボールを引っ張って内野でワンバウンドした後
 サード線をゴロで抜けていきました。
 この時、球審はフェアのゼスチャーをしたので、
 1塁ランナーと打者走者も3塁を一気に回ってホームインし逆転サヨナラと思われましたが、
 相手チームから抗議があり、
 3塁線を抜けたとき3塁塁審がファールのゼスチャーをしたということでした。
 事実、当方ベンチから見ていたのですが3塁キャンバスを越えてからの1バウンド目は
 ファールラインを超えていました。

 
フェア・ファールどちらともとれる打球ではあったのですが、
 この場合のジャッジの権限は球審にあるのか塁審にあるのかを教えてください。

 この時の結果は連盟の審判員の方が出てこられて、
 今の打球のジャッジ権限は、球審ではなく3塁塁審にあるのでファールで試合を再開してくださいと
 少し高圧的な言い方をされました。(球審の方は申し訳なさそうに謝っておられましたが)
 球審が絶対にしてはいけないジャッジしてしまったとも言ってました。
 本当にこの場合、球審はジャッジをしてはいけないのですか?
 
 よろしくお願いします。

 (いまいさん、メールにて質問ありがとうございました)

 ご質問ありがとうございました。
 パソコンを開いておりませんで気づくのが遅れて申し訳ありません。
 兵庫県の方はまだまだ野球シーズン真っ只中なのでしょうね。
 少年野球の指導・育成にあたられている方々には心から敬意を表します。

 さて、ご質問の件ですね。
 まず、いつものように規則書に目をやる前に、私の意見からですが
 球審と塁審が存在する場合、3人制であっても、4人制であっても、
 大抵の場合は事前の審判団の打ち合わせ(私は試合前に必ず行いますが)において
 フェア・ファウルボールの判定については、キャンバスよりホームプレートよりの打球については球審が、
 それ以降は塁審がジャッジすることを確認しておきます。
 また蛇足ですがインフィールドに上がった打球についても、球審がジャッジすることを申し合わせます。
 これらは当然のことながら打球に関して複数の審判員が複数のジャッジをしてしまうことを避けるためであり、
 通常、どこの軟式野球の大会でも申し合わせられていることだと理解しています。

 では、規則書にはどのように書いてあるのでしょう。
 規則書の審判員に関する記述は9.00項にありますが、そのうち権限に関しては次のように記載があります。

 【参照/9.0.4 球審及び塁審の任務】
 (a)アンパイヤーインチーフ(通常球審と呼ばれている)は、捕手のの後方に位置しその任務は次のとおりである。
  〜略〜
  (3)通常塁審によって宣告される場合を除いて、フェアボールとファウルボウルを宣告する。
  〜略〜
 (b)フィールドアンパイヤーは、塁におけるとっさの裁定を下すのに最適と思われる位置を占め、その任務は次の
  とおりである。
  〜略〜
  (1)特に球審が行う場合を除く塁におけるすべての裁定を下す。
  〜略〜
  (3)この規則を施行するにあたって、あらゆる方法で球審を援助し、規則の施行と規律の維持については、
   球審と同等の権限を持つ。〜略


 さらにもう1項読み進めましょう。

 (c)1つのプレーに対して、二人以上の審判員が裁定を下し、しかもその裁定が食い違っていた場合には、
  球審は審判員を集めて協議し、(監督、プレーヤーをまじえず審判員だけで)、その結果、通常球審(または、
  このような場合には球審に代わって解決にあたるようにリーグ会長から選任された審判員)が、最適の
  位置から見たのはどの審判員であったか、またどの審判員の裁定が正しかったかなどを参酌して、どの
  裁定をとるかを決定する。〜略


 規則書に書かれている内容は、つまり「通常〜」という言葉で表されていますが、
 これはさきほど私が書きましたとおり、通常はキャンバスの前と後ろで裁定を下す審判員を決めていることです。
 球審は自分に近いキャンバスからホームプレートまでの打球により近い位置で判定できること、
 塁審は自分のいるキャンバス以降、外野までの打球を判定しやすいことはよくおわかりかと思います。

 ところが、実際問題として、この申し合わせにもかかわらず、ジャッジが異なってしまうことは
 プロ野球なんかの世界でも稀に起こります。
 プロ野球で長打のあとなどの2塁でのクロスプレーなどで、審判員のメカニックどおりに動けなかったときに
 別の審判員が同時に同じ場所にカバーに入り、どちらも裁定を下せる程度の位置にいて、
 また見る角度により違う裁定になることがありますね。

 これらの場合、常に(c)にあるように、実際に違う裁定が起きてしまった場合はプレーを中断して、
 審判団が協議して、その協議に基づいて結論を出すということが唯一の解決方法であると私は考えます。
 その際には権限がどうとかいうことではなく、結果的にどの審判員が一番見やすい位置にいて、
 判定を下すのに最適であったかということを中心に協議されると思います。
 
 今井さんもおっしゃっているように、キャンバスを越えた後のバウンドはファウルグラウンドであったようですし、
 その前のバウンドが、実際にキャンバスの上空を通過したか否かは、
 やはり塁審のほうがより近い位置で判定できたのではないかと、結果的には推察されます。
 ただし、抗議があって、審判団が協議して、協議の結果がファウルボールであった・・というのが
 正しいと思われる結論ですが・・。
 あとから出てこられた連盟の審判員の方は、たぶんその会場の責任審判員だったのでしょう。
 高圧的な・・というのはどうかと思われますが、一連のやりとりはみていなかった私が深いところまで
 申し上げられませんが、規則書的にはこのようになっていますということだけ記載しておきます。

 私も、自らが審判員としてゲームに参加させていただいている間は、常に緊張して行動していますが
 やはり人間ですし、とっさの場合に誤ったことをしてしまうこともあります。
 それらの解決方法については、協議ということにほかならないかなと思っています。

 また何かありましたらよろしくお願いいたします。

 2007.9.14 宇野

 質問No.012

 はじめまして
 東京で軟式少年野球チームの監督をしているものです
 似たような質問もありましたが、少しニュアンスが
 違うようなので思い切って質問させていただきます。

 自チーム攻撃の際のことです。
 グランドはフェンスの無い原っぱグランドです。
 ランナー3塁 内野ゴロ。
 打者走者は一塁へ走ります。3塁ランナーは本塁へ突入します
 ネクストバッターが三塁線フェアグランド内にあったバットを取りに走ります。
 そのときにネクストバッターと3塁ランナーが接触。

 審判からアウトのコール
 味方走者に触ったらアウトだと言います
 本当にアウトですか?

 いろいろと調べたのですがいろいろな意見があります
 正式には「肉体的援助をしたらランナーアウト」
 ということでこのケースはアウトにならないと思うのですが。

 走っているランナーを無理矢理触れて停止をさせたり
 触って無理矢理勢いをつけたりということで

 ただそれが一塁コーチだとか三塁コーチだとか書かれてあったりして、
 そうしたらネクストバッターやそうでない味方選手が
 バットを片付けようとランナーに触ってしまったらどうなるのか。

 ローカルルールで触ってはいけないというのがある場合には、
 これはそういうルールだということで納得できますが
 特別にローカルルールで定義されていないものをアウトにできるものなのか。

 または一・三塁コーチャーはそうだが他の選手はどんな理由があっても
 触ってはいけないという他に正式なルールがあるのでしょうか?

 ダラダラと長くなり申し訳ありません。 よろしくご指導お願いいたします。

 (くぼたさん、メールにて質問ありがとうございました)

 ご質問ありがとうございます。
 せっかくですので原文のまま掲載させていただきました。
 本当は3日ほど前にメールをいただいた時点ですぐに回答したかったのですが
 いろいろと調べていて時間がかかってしまいました。

 さてさて。まずはいつもどおり私見から。(笑)
 かなり特異なケースであることはここをご覧になっているみなさんが
 よくご存知のことでしょう。
 くぼたさんがおっしゃるように、ベースコーチが肉体的な援助をした場合の規程は
 公認野球規則にも、競技者必携にも明記があり、
 これについては走者アウトということで意見の相違はないと思われます。
 私がこのケースに遭遇したら、たぶんナッシング(成り行きにする)と思われます。
 言ってしまえば、その前に、バットを取りに行く控えの選手には
 その後に注意を与えておくと思いますが(くぼたさんもそれは言ったでしょうけども)
 アウトにできる理由が思い当たらないためです。

 【参照/7.09 打者又は走者の妨害】
 次の場合、打者または走者によるインターフェアとなる。
 (i)三塁又は一塁のベースコーチが、走者に触れるか、または支えるかして、
 走者の三塁又は一塁への帰塁、あるいはそれらの離塁を、
 肉体的に援助したと審判員が認めた場合。

 それでは、規則書を確認した結果ですが
 項目から言うと走者アウト、またはインターフェアの項目を検討することになりますが
 そもそも、味方選手が味方選手の邪魔をすることを
 インターフェアとして想定していないため、これは除外されますね。
 それでは走者をアウトにできる項目があるかということですが・・。
 7.08の走者アウトの項目には、(a)〜(k)の11項目のアウトがあります。
 しかしこれらにこのような特異なケースは原注を含めて掲載されていませんでした。
 つまり、これらの規程ではアウトにできる理由はないことになります。
 さて、こまりました。
 ここまでで考えれば私見で述べたとおり、アウトにできる項目がないのだから、
 成り行きということにせざるをえない気がします。
 あとは、その審判員の方が、何を理由にアウトとされたかを逆に聞いてみたいと。
 念のため競技者必携をできるかぎりくまなく探しましたが
 やはり、該当する項目はありませんでしたのでご参考まで。

 最後に、ローカルルールについてですが、主に大会本部が審判員と協議の上、
 定めるローカルルールはグラウンドが定義にある球場の条件を満たさない場合に、
 これらを補うために定められるものと思いますので、
 これらのケースをローカルルールで定めるということは、公認規則が上位であり、
 公認規則にないことを定めることは困難であろうと私は思います。
 これも私見ではありますが(笑)

 あまりお役に立てなくて申しわけありません。
 判断の一助になれば幸いです。
 これからもよろしくお願いいたします。

 2007.7.20 宇野


 質問No.011

 はじめまして。笠原と申します。
 
この前の試合でタイムを取って審判同士が審議している最中に
 投手と捕手が投球練習をしていたのですが、
 審判が審議している間に投球練習は許されるのですか?

 (笠原さん、メールにて質問ありがとうございました)


 質問をまたいただきました。
 Q&Aを利用して疑問を解決しようという方が増えてきたことを
 とても嬉しく思っています。
 
 さて、今回のケースですが
 私であればどうするかということを先に記載します。

 今回のケースは審判の判定に対して審判団が協議のために時間をいただいた、
 そういうケースと推察されます。
 このケースで私が球審をしていたとすれば、
 投手から要望があれば、その時点で、
 また、協議が長くなりそうなときはこちらから、投球練習をしてよいという
 許可を投手と捕手にすると思います。
 これは、協議や突発的な事項によって試合が中断した際に
 そのことによって投手が不利益を被らないように・・と考えてのことです。

 と、ここまで自分の意見を書いてから規則書を調べてみましたが
 やはり規則書の投手の準備投球(交代の際の投球練習)の規程はありましたが
 こういった突発的な際の判断に関する権限は球審にあるように読み取ります。
 よって、その都度球審に投球練習を要望するか、
 または球審からケースに応じて指示するかが正しいのかなと思います。

 規則書のどこかの項に別の記載があれば教えてください。

 【参照/8.03 投手の禁止事項・準備投球】
 【参照/9.04 審判員】


 2006.6.21 宇野

 質問bO10

 
 初めて質問させていただきます。
 次のような状況になった場合、審判はどうすればいいのでしょうか。
 1死ランナー1塁で一塁ランナーが盗塁。キャッチャーからの送球も逸れており、
 完全にセーフのタイミング。
 しかし、ランナーのセカンドベースへのスライディングの勢いが強く、
 ランナーがセカンドベースを超えてしまいました。
 それを見たボールを保持していた遊撃手がランナーにタッチしたものの、
 そのタッチがボールを右手に持っており、ボールの入っていないグラブでタッチしています。
 この時、審判は「セーフ」のコールをすればいいのか、
 それともプレーは続いているとして何もコールしないほうがいいのかわかりません。
 よろしくご指導お願いいたします。

 (小林さん、メールにて質問ありがとうございました)


 後援会の父兄の方からと思われるご質問をいただきました。
 日々、こどもたちの練習試合などで審判されているのでしょうか。お疲れ様です。
 
 さて、ご質問のケースですが
 小林さんは「触球」・・いわゆるタッチについては文章を見ますとご存知と思いますが
 改めて規則書でおさらいをしますと

 【参照/2.75 定義】
 TAG「タッグ」(触球)〜野手が、手またはグラブに確実にボールを保持して、
 その体を塁に触れる行為、あるいは確実に保持したボールを走者に触れるか、
 手またはグラブに確実にボールを保持して、
 その手またはグラブを走者に触れる行為をいう。


 さて。
 通常本塁のクロスプレーなどの際に、突入してきた走者が本塁に触れていない、
 また、球を保持していた捕手もタッグしていない(いわゆる空タッチ)。
 このような場合の審判のジャッジは「何もしない」ということになると思います。
 これは「セーフ」でも「アウト」でもない状態であることから
 その後のプレーを見極めるためです。

 このことから、今回のプレーについても、実際にタッグが行われていないため
 (定義のとおり、ボールを保持したグラブか手により走者に触れる行為ではないため)
 プレーは続いているものとしてコールしないのがいいのではないかと思います。
 塁についていない状態ではまだ走者も「セーフ」ではないわけですから。

 ところで、少年野球などでおこりがちなのが
 これらのプレーでジャッジをどちらもしなかったところ、
 例えば走者がアウトだと勘違いしてダッグアウトに帰ってしまった場合、
 どうしたらいいかと判断に迷いますね。
 このときは、ダッグアウトに踏み込んだ際に「アウト」を宣告しておいて
 次のプレーに進めばよいと思います。(走塁する意思を放棄したとみなす)
 このジッャジそのものはアピールプレーではないので、審判の判断でよいです。
 こうしないと、さっきのプレーはアウトだったのかセーフたったのかということに
 あとからなりかねませんから。
 その時点ではアウトでもセーフでもなかったわけですが、「走者アウト」の項を適用し
 ジッャジしておきましょう。
 
 2007.6.19 宇野
■走者(ランナー)編

 質問bO01

 この前の試合であったことです。
 2塁ランナーだった僕に、フライが直接当たりました。
 ベースの上に立っていたのに、審判にアウトと言われたけどどうして?
 ベースの上は安全じゃないの?


 実際につい最近の試合であったプレーで、あとから観衆や監督から抗議がありました。
 しかし審判のこの際のジャッジは、次の規則を適用していますのでまちがってはいません。
 7.08項の「走者アウト」の項で、次の場合、走者はアウトになると規定されています。

 (f)走者が内野手(投手を含む)に触れていないか、
   または内野手(投手を除く)を通過していないフェアボールに、
   フェア地域で触れた場合。

 
 つまり、いかなる場所(今回の場合は2塁ベースの上)であっても、
 フェア地域で内野手がボールを処理する以前に、走者がフェアボールに触れた場合は
 アウトになる、ということです。

 ただし、インフィールドフライが宣告されたボールについては、
 元のベースについていた走者に直接、打球が当たっても、
 アウトにはならない、と例外として規定されています。

 

 質問bO06

 ノーアウトランナー1塁2塁でバッターが内野フライを打ち上げ、
 審判からインフィールドフライの宣告、バッターアウトと声がかかりました。
 これをみて、ハーフウェイから1塁にゆっくり戻っていたランナーを
 フライを捕球した内野手が1塁に送球して「アウト」にしました。
 インフィールドフライってバッターだけがアウトになって、ランナーは元通り・・ではないのでしょうか?


 ご質問ありがとうございます。
 確かにインフィールドフライ・バッターアウトの宣告があると、
 バッターはその時点でアウトになります。
 しかし、これはバッターだけがアウトになるのであって、たとえば内野手がフライを落球した場合は、
 通常通りランナーは次の塁へ進塁しても問題ありません。
 ただし、アウトを賭して・・ということになります。
 ランナーについては、フライを内野手が捕球すれば、当然リタッチの義務が発生するため、
 今回のように、ハーフウェイからゆっくり帰塁している間に、
 アウトにされる恐れも当然あるわけです。
 まぁ、あまりありえないことではありますが、リタッチの義務さえ果たせば、
 タッチアップも可能ということになりますね。


 質問bO07

 子供が少年野球大会で、2塁に滑り込んだときにベースがずれ、
 そのベースに行こうとしている時にタッチされてアウトになったんだけど、どうなの?


 それは残念なプレーでしたね。といっても、そのプレーに対して明確な規則があるわけではなく、
 たぶん・・で申し訳ないのですが、固定ベースではなくて可動式のベースを使っていたならば、
 そのグランドでのローカルルールがあったと思うんです。(実際に審判に行くと、事前に説明が
 あることがほとんどです)そのローカルルールは、通常、このような定めになっていることが多い
 というのが経験上なのですが・・

 「可動式のベースがずれた時は、ランナーは@もとの位置かA実際のベースの上にいればアウトに
 なることはない」

 で、この解釈に基づくと、その元のベースの位置から実際のベースの間は、普通の塁間と同じ、
 そういう扱いになっているかと思います。


 質問bO08

 質問です。2アウトでランナー1塁3塁で、バッターがセンター前ヒットを打ちました。この打球を
 センターが処理して、セカンドへ送球しましたが、二塁手はベースを踏まずにランナーにタッチして
 3アウトになりました。このタッチがある前に、3塁ランナーはホームを踏んでいましたが、
 この得点は認められますか?


 たぶんご質問いただいた方は、「第3アウトがフォースアウト」のプレイならば、得点は認められないと
 わかっていらっしゃるんだと思います。さて、今回のプレイは、フォースアウトのケースにも関わらず
 二塁手がランナーにタッチをしてアウトにした、というケースがフォースアウトとなるか?ということが
 疑問点だと思われます。結論としては、ベースを踏んでも、ランナーにタッチしても、そのランナーが
 次の塁へと進まなければいけないランナーであれば、「フォースアウト」となります。
 つまりこのケースでは、3塁ランナーがホームを踏んだタイミングに関わらず、第3アウトがフォース
 アウトですので、得点は認められないということになりますね。

 (規則・参考)
 7.08 「次の場合、走者はアウトになる」の(e)項
  打者が走者となったために、進塁の義務が生じた走者が次の塁に触れる前に、野手がその走者
  またはその塁に触球した場合。(このアウトはフォースアウトである)

 
■投手(ピッチャー)編

 質問bO02

 隠し球をしようとして、セカンドがボールを持っている最中、審判からボークと声がかかりました。
 見ていて思ったのですが、ピッチャーが投げるまねをしたわけでもないのになぜでしょうか?


 これも実際に試合中にあったプレーです。まず、今回のボークは野手が隠し球をしたことによる
 ものですが、直接は投手のボークです。規則書には8.05項の塁に走者がいるときは、次の場
 合ボークとなる、という部分に次のように規定があります。

 (i)投手がボールを持たないで、投手板に立つか、これをまたいで立つか、あるいは
   投手板を離れていて投球するまねをした場合。

 今回の例の場合、最初の2〜3回は内野手が投げるフリをして、投手もこれを受けるフリをして
 いましたが、そのうち、投手はボールを受けてもいないのに、投手板をまたいで打者の方を
 向いて
しまいました。この時点で上記の規則を適用したものです。

 指導者や父兄のみなさまにあっては、スポーツマン精神という意味、そして試合のスピード化
 という大きな観点からも、隠し球といった行為がまちがった行為であることを教えていただきた
 いと思います。最近の試合では、こうした内野手と投手のやりとりが数多く見受けらます。

 
■打者(バッター)編

 質問bO09

大会(協会の審判付)でおきたことです。
1アウト1,2塁で投球した玉がバッターに当たりました。
バッターはよけなかった為ボールとの判定でした。 
その時跳ね返った玉が、フェアーゾーンからファールゾーンへ転々と転がっていきました。
それを見たランナーがボールならインプレイだと進塁しました。 
ルール上その通りですか?
よけなければボール・故意に当たってもボールは分かります。 
ランナー3塁の場合、あたる角度によってはスクイズ的なこともおきてしまうと思いますが・・・・ 
守備側として対策や処理を教えなければなりませんので、よろしくお願いいたします。

【深井くん、メールにて質問ありがとう】


 久しぶりに質問がきてどきどきしました。ありがとうございました。
 まず協会の審判が派遣されていたとのことで大変申し訳けないのですが
 結論から言うとその判断は間違っています。
 では、何故まちがっているのか、いかに説明します。

 まず、投球した球が打者に当たった・・とありますが、この場合、審判がデッドボール、
 または故意にあたったため「ボール」のいずれかを宣言すると思いますが
 このいずれを宣言した場合にも、プレイは「ボールデッド」の状態になります。
 深井くんの質問の中に「ボールインプレイだと進塁しました」とありますが
 そもそも、この状況(デットボールではないが打者の体に投球が触れた)では
 打者も走者も進塁する権利はないことになります。
 野球規則で言うと「5.09/ボールデッドの項目」適用ということになりますね。

 【参照/5.09 ボールデッド】
 次の場合にはボールデッドとなり、走者は一個の進塁を許されるか、又は帰塁する。
 その間に走者はアウトにされることはない。
 (a) 投球が正規に位置している打者の身体、又は着衣に触れた場合・・
    次塁に進むことが許された走者は進む。

 この項目で、ボールデッドになるが、走者は次の塁に進むことを許されなかったため
 帰塁しなければならない・・ということになりますね。

 いかがでしょうか。
 これがもしデッドボールと判定された場合でも、ボールデッドで1個の進塁しか許されないわけで
 極端な話をすると、打者の体にあたった球が転々とベンチ方向に転がったからと言って
 走者が1個以上の塁を進める・・なんてことはないということです。


 質問bO03

 送りバントをしようとした時に、バッターボークスから足を踏み出してバントしたため、
 審判からアウトを宣告されました。でも、その時の打球はファウルだったんだけど・・。


 う〜ん。結論から言うと、アウトなんだよね。
 バッターボックスの外に完全に足を置いて打った打球を「反則打球」って言うんだけど、
 規則書には注意書きとして「その打球がフェアかファウルかを問わない」と書いてあるんだ。
 だから、そのときの打球が例えフェアでなくても、アウトになったんだね。
 ただし、バッターボックスから例え足を完全に踏み出していても、バットに結果的に当たらず
 そのままの状態だったときは、もちろん「反則打球」にはならないよ。


 質問bO04

 僕がピッチャーで投げていたときのことです。2ストライク1ボールからの4球目をバッターは
 見逃して「ストライク」が宣告されました。でも、その球をキャッチャーが後逸したのを見て
 バッターは1塁に進みました。バットを振ってないのに振り逃げなんてあり?


 この振り逃げに関しては、社会人の試合でも質問を受けたことがあるぐらい、ちょっと
 まぎらわしいルールなんだよね。
 実は「振り逃げ」なんて名前からすると「バットを振らないと」だめなような気がするけど
 ルールの上ではこんな書き方になっているよ。
 規則6.05の項目に「打者は次の場合アウトになる」との規定があります。
 
 (b)第3ストライクを宣告された投球を、捕手が正規に補給した場合。
  (原注)正規の捕球ということは、まだ地面に触れていないボールが、捕手のミットの
       中に入っているという意味である。ボールが捕手の着衣または用具に止まった
       場合は、正規の捕球ではない。また、球審に触れてはねかえったボールを捕ら
       えた場合も同様である。チップしたボールが、最初に捕手の手またはミットに触
       れてから、身体または用具に当たって跳ね返ったのを、捕手が地上に落ちる前
       に捕球した場合、ストライクであり、第3ストライクに当たるときは、打者はアウト
       である(以下略)

 (c)無死または一死で1塁に走者があるとき、第3ストライクを宣告された場合。
  (注)無死または一死で1塁に(略)走者がいた場合には、第3ストライクを宣告された投
     球を捕手が後逸したり、またはその投球が球審か捕手のマスクなどに入り込んだ場
     合でも、本項が適用されて打者はアウトになる。

 (j)打者が第3ストライクの宣告を受けた後、またはフェアボールを打った後、1塁に触れる
   前に、その身体または1塁に触球された場合。


 
簡単に言うと、第3ストライクを宣告された投球を、キャッチャーが正規捕球しなければ、その後、
 バッターにタッチするか、1塁でアウトにしない限り、打者はアウトにならないってことだよ。
 つまり、「バットを振る」ことが条件ではなくて「捕手が正規捕球しなかった」ことが条件なんだ。
 わかるかな?


 質問bO05

 はじめまして。振り逃げのことで聞きたいことがあります。この前、1塁にランナーがいたのに
 振り逃げされたことがあります。僕は振り逃げって、1塁にランナーがいたらできないと思って
 いたのですが、ちがうのでしょうか。


 質問してくれた君は、なかなかルールを知っているね。実は質問bO04で別の振り逃げについての
 回答をしているので、目をとおしてもらいたいんだけど、この中で、「(c)の項目」に、注目してね。
 ここに「無死または一死」という記載があるよね。つまり、これ以外、具体的には二死のときだけは、
 たとえ1塁にランナーがいても、振り逃げの要件(第3ストライクを捕手が正規捕球できなかった)を
 満たしていれば、振り逃げは成立するんだよ。たぶん質問の君が経験したプレーは2死の時だったと
 思うよ。その時は通常と同じく、打者にタッチするか、一塁でフォースアウトにしないとだめというわけ。